【パリ29日共同】フランスの文化人類学者で構造主義を代表する思想家のクロード・レビストロース氏が28日、100歳の誕生日を迎えた。「世界に対するわれわれのまなざしを激変させた」(フィガロ紙)とされる知の巨人の慶事に、パリでは多彩な祝賀行事が行われ、サルコジ大統領も祝福に駆け付けた。

クロード・レビストロース氏(文化人類学者)
パリの美術館で行われた祝賀の会では、学者や芸術家ら100人がレビストロース氏の著作を朗読。ペクレス高等教育・研究相は、人文・社会科学の業績を表彰する「クロード・レビストロース賞」の創設を発表した。
サルコジ氏は同日、パリにあるレビストロース氏の自宅を訪問。大統領府によると、レビストロース氏は現代社会の変転に関する省察や歴史の重要性についての思いを大統領に語った。
レビストロース氏は、言語学者ソシュールの構造主義的な方法論を文化人類学に応用。親族構造の解明に取り組み、神話研究でも知られる。(共同)
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