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文化・芸能

中国で6000年前の茶畑か 田螺山遺跡、栽培起源示す 2008年11月29日

 中国浙江省の初期稲作集落跡・田螺山遺跡で、6000-5500年前の地層から世界最古の茶畑とみられる遺構が見つかり、金沢大の中村慎一教授(考古学)らの日中共同研究グループがこのほど、金沢市で開かれた成果報告会で発表した。

 茶は中国・雲南地方が野生種の発祥地とされるが、紀元前1世紀(前漢)の文献の記述が最も古く、それ以前の状況は分かっていない。今回の発見は、茶が予想以上に前から親しまれていた可能性を示すとともに、栽培の起源を探る上で貴重な成果となりそうだ。

 共同研究グループによると、当時の地表に掘られた縦約3メートル、横約2メートルの穴の中から、木の根が10数株出土。低湿地で保存状態が良く、顕微鏡で組織を調べたところ、ツバキ属と分かった。列状に並んでおり、植樹されたとみられる。約5メートル離れた場所でも同様のものが見つかった。

 ツバキ属にはツバキやサザンカ、茶の木がある。研究グループは、つばき油の採取には樹木数が少なすぎると判断。樹高がかなり低そうで葉を摘むのに適しているなどとして、茶の木の可能性が高く、数メートルおきにまとめて植えた茶畑と推定した。(共同)



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