宮内庁は28日、天皇らが埋葬された可能性のある陵墓参考地、御廟山古墳(堺市)の同市との合同発掘現場を考古学研究者らに公開した。

御廟山古墳の発掘現場を見学する考古学研究者ら=28日午後、堺市
御廟山は5世紀中ごろの前方後円墳。研究者ら約40人は、墳丘に沿って前方部から後円部を歩き、約1時間半にわたり12カ所を見学し、宮内庁職員から発掘の状況や出土した埴輪などの説明を受けたという。
参加した福永伸哉大阪大教授(考古学)は「百舌鳥古墳群で全長200メートル級の巨大古墳が公開されるのは初めて」と強調。「古墳群成立の経緯や、同時期に大阪府内に築かれた古市古墳群との関係を知る重要な手掛かりにもなる」と話した。
陵墓などを宮内庁と自治体が合同で発掘するのは初めて。29、30日には初の一般公開も予定しており、両日とも午前9時から先着5000人に整理券を配布する。(共同)
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