神話や伝説で知られる宮崎県高千穂町で15日、国の重要無形民俗文化財に指定されている「高千穂の夜神楽」が始まった。来年2月10日まで主に週末に、町内の民家や公民館など19カ所の神楽宿で夜通し舞が披露される。

「高千穂の夜神楽」で舞を披露する舞い手=15日夜、宮崎県高千穂町
高千穂の夜神楽は、天照大神が隠れた「天の岩戸」の前で、アメノウズメノミコトが舞ったのが始まりと伝えられ、無病息災や五穀豊穣を祈願。神楽宿では、神を招く舞など33番の夜神楽が翌日の昼ごろまで続く。
この日は午後7時すぎから、会場の公民館に太鼓や笛の音が鳴り響き、面をつけた舞い手の神秘的な舞に地元住民らが見入った。
兵庫県西宮市から初めて見に来たという伊藤誠さん(61)は「想像していた以上に迫力があって楽しいですね」と上機嫌だった。(共同)
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