奈良県明日香村の高松塚古墳(7世紀末-8世紀初め)で、石室の温度管理などのために設置していた保存施設の撤去が始まり、文化庁が14日、報道陣に公開した。

石室の温度管理などのために設置していた高松塚古墳保存施設の撤去作業=14日午前、奈良県明日香村
保存施設は壁画発見後の1976年に完成。コンクリート製で、内部を通って石室へ続く構造になっており、30年以上にわたり、壁画の保存や修理の拠点だった。担当者が出入りする際、石室の温度や湿度が急激に変わらないよう、空調や冷却設備で調整していた。
壁画修復のため石室を解体し、施設も昨年6月に機能を停止、役割を終えていた。文化庁は来年3月までに撤去作業を終え、その後、墳丘を芝生張りにして復元する。(共同)
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