カレンダーに見る大正の世相

 大阪朝日新聞社が大正13年1月から12月まで、毎月の付録として発行したもので、奇数月が日本画家、偶数月が洋画家の手で描かれています。岡田三郎助、鏑木清方、藤島武二、上村松園などの有名画家たちです。カラー印刷の仕上がりも良く、和装、洋装それぞれの女性の姿には、自由闊達な大正デモクラシーの風潮と同時に、憂いの色を帯びた退廃的な世相もうかがわれます。