土を使わず芝生で緑化 屋上、ベランダ…簡単施工
エコ・アース(天草市)
独自技術ですき間をつくって固め、土を使わずに芝生を植えられるプレート「エコ・ペタン」=天草市
 天草市新和町の環境関連製造の「エコ・アース」(西川一彦社長)は土を使わずに屋上やベランダを芝生で緑化するプレート「エコ・ペタン」を今年四月に売り出し、これまでに大都市圏を中心に約一万枚を販売した。同社は土木建設業からの参入組。新商品を突破口に環境関連事業の拡大を目指す。

 環境関連商品の開発を始めたのが二〇〇一年。多孔質で一定量の水が蓄えられる火山灰のシラスに着目。鹿児島県の業者から仕入れたシラスの粒(直径三~六ミリ)を独自技術ですき間をつくりながら固め、芝生の根を張りやすくした。

 一枚の大きさは縦二十センチ、横二十八センチ、厚さ三センチで重さ一キロ。コンクリートの劣化を防ぐシートを敷き、プレートを並べるだけで施工できる。

 シート込みの価格は一平方メートル(十八枚分)で一万円。土を使う従来の手法よりも費用は二分の一から三分の一、重量も半分程度になるため木造住宅にも設置しやすいという。

 現在はインターネットでの通信販売が中心だが、手軽なヒートアイランド対策商品として販売代理店を増やし営業を強化する方針。  西川社長は「天草発の環境製品として全国に広めたい」と話している。(原大祐)
熊本日日新聞社 2008年8月8日朝刊

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