ペットボトル→制服→玄関マット “再々”利用策
光多制服
ペットボトルを使った制服を着用後、リサイクルして作られたマット。プランターや手袋などに再生させることもできる
 学校制服製造・販売の光多制服(熊本市)は制服のリサイクルを拡大する。これまでペットボトルを再生して作った制服を販売してきたが、来春以降は着用後の制服を回収し、玄関マットや植栽用のプランターなどに再利用する。第一弾として熊本電波高専(合志市)を来春卒業する生徒の制服をリサイクルする。

 ペットボトルの活用は一九九七年に施行された「容器包装リサイクル法」で、利活用推進が事業者に義務付けられたことがきっかけ。東亜紡織(大阪市)と提携し、ペットボトル素材を織り込んだ生地で制服を作り始めた。

 技術が進んだため「ウール製の生地と見た目や機能に遜色[そんしょく]はなく、価格もほぼ同じ」(光多制服)という。

 さらにペットボトル素材の制服を再利用することを決め、〇六年、熊本電波高専との間で合意した。冬服の上下三着分でマット一枚が出来上がる。再利用のマットやプランターは学校に贈る計画。これまで再生対象外の制服も毎年約五十着回収している。

 光多制服は「環境に対する関心は高まっており、制服の再利用をほかの学校でも広めたい」と話している。(森本修代)

熊本日日新聞社 2008年7月10日朝刊

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