ウメの香さわやか地サイダー
JA熊本市
河内産のウメを使い、JA熊本市が売り出した地サイダー
  JA熊本市は七日、同市河内産のウメの高級品種・南高梅[なんこうばい]を使ったサイダー「熊本地サイダー南高梅」を発売した。県産業技術センター、宮崎市の食品メーカーとの共同開発。フルーティーな香りが特徴で「夏の暑さをリフレッシュする県産品」として売り込む。

 ミカン産地の河内では、一九九一年の台風13号で大きな被害を受けたのを機に、ミカン農閑期の六、七月に収穫できるウメ栽培を開始。同センターの技術支援を仰ぎ、ゼリーなどの加工品づくりを進めてきた。

 サイダー開発は今年三月スタート。南高梅の完熟果実を裏ごしし、はちみつなどを混ぜて味を整え炭酸ガスを加えた。幅広く客層をつかむため、甘みと炭酸を抑えたという。

 二五〇ミリリットル瓶入り、二百円。初年度は二万八千本を生産。熊本空港やJA熊本市の売店などで販売する。

 同JAウメ部会(四十人)の内田勤矢部会長(52)は「農商工連携で生産者の所得増につながる商品づくりをしていきたい」と話している。(中原功一朗)

熊本日日新聞社 2008年7月8日朝刊

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