野球、女子ソフトの五輪代表胸マーク
通気性の良さ独自開発 関連商品の“特需”も期待
マークス(熊本市)
WBCのユニホームを手に「五輪を機に飛躍したい」と意気込むマークスの田中社長=熊本市
 八月に開かれる北京五輪に出場する野球、女子ソフトボール両競技の日本代表チームのユニホームの胸に付く「Japan」のマークを、熊本市貢町の繊維製品製造、マークス(田中博社長)が製造する。“熊本製”のユニホームが今夏、北京で躍動する。

 マークスは一九六八年創業で従業員約二百人。プロ野球球団をはじめスポーツウエアのマーク製造、刺しゅう専業メーカーとして、福岡ソフトバンクホークスや広島カープなど七球団のマークなどをつくっている。  二〇〇六年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本チームのマークのデザインから製造まで一手に手がけた。

 マークスが五輪代表チームのマークをつくるのは、野球が初、女子ソフトは前回アテネ大会に続き二回目。スポーツ用品大手のミズノから受注した。

 野球の日本代表「星野ジャパン」向けには夏場にある大会に合わせて、昨年独自開発した通気性の高いマークを使用。女子ソフト用はデザインから担当し、ユニホームに直接染料を染み込ませてマークをつける技術を使うことで通気性を確保するという。ともに四月以降に生産を始める。

 マークスは「代表チームのユニホームにかかわることでレプリカなど関連商品にも波及する」(田中社長)と“五輪特需”を期待。〇八年八月期の連結売上高は前年同期比8%増の十二億五千万円を見込む。

 田中社長(59)は「技術力が評価されてうれしい。これを機に自社開発したマーク作製ソフトの海外への売り込みなど、事業拡大を図りたい」と話している。(中原功一朗)

熊本日日新聞社 2008年2月26日朝刊

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