社屋移転で生産体制強化 主力ドレッシング好調 新製品も積極開発へ
アジア食品(八代市)
移転新築した新工場で生産される「黒酢たまねぎドレッシング」=八代市鏡町のアジア食品
 ドレッシングなど調味料メーカーのアジア食品(中健一社長)は、十月に本社・工場を八代市千丁町から同市鏡町上鏡に新築移転、生産体制を強化した。販売好調な主力商品「黒酢たまねぎドレッシング」などを増産するとともに、新製品開発を積極化する。

 黒酢たまねぎドレッシングは、みじん切りしたタマネギと黒酢を加えたのが特色。タマネギの含有量は三割近くに上る。二〇〇一年から全国の生協を中心に販売を開始。東京や福岡のデパートなどにも出荷し、ことし九月期決算の売上高二億円のうち、八割を占める。

 標準売価は一本(三百ミリリットル瓶入り)が六百八十円。やや高めだが、消費者からは「タマネギのしゃきしゃき感がいい」などの声が寄せられているという。「タマネギと黒酢の組み合わせが消費者の健康志向にマッチした」と中社長(60)。

 新本社・工場は約三千三百平方メートルの敷地に鉄骨平屋、延べ床面積は約八百二十平方メートル。自動瓶詰めラインを一セット増設し、二セットにした。投資額は約一億円。

 同社は「健康」「安心・安全」を掲げ、来年は二つの新製品を販売予定で「二、三年以内に売上高三億円を目指したい」と内田正勝専務(55)。中社長は「将来は社名のようにアジアにも販路を拡大したい」と話している。(秋元俊郎)

熊本日日新聞社 2007年11月27日朝刊

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