ジャージー牛乳でドーナツ棒 生協と共同開発
フジバンビ(熊本市)
フジバンビが日本生活協同組合連合会と共同開発した「阿蘇ジャージー牛乳ドーナツ棒」
 菓子製造・販売のフジバンビ(熊本市)は阿蘇小国ジャージー牛乳を使った「阿蘇ジャージー牛乳ドーナツ棒」を売り出した。日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)と共同開発で、生協プライベートブランド商品としては三品目。初年度は全国で約四十万パック(一パック百三十グラム入り)の販売目標を掲げている。

 一九九六年から同社主力の黒糖ドーナツ棒を扱う日本生協連から牛乳を使った商品開発の打診を受け、JA阿蘇から特産のジャージー牛乳を提供してもらい試作。独特の牛乳風味を出すため、小麦粉に牛乳をそのまま練り込まず、いったん低温で三倍に濃縮して多量に染み込ませる独自製法を考案した。

 生協のカタログや店舗で九月から売り出しており、吉田高成社長は「商品名に阿蘇が採用され、地域の知名度アップも期待している」と話している。

 一方、同社は十二月に那覇市に沖縄三号店となる直売店を出店。また県内農産物をはじめ、県内企業からOEM(相手先ブランド製造)供給を受ける乾燥ノリや漬物といった加工食品の通信販売にも力を入れ、〇七年七月期で十一億円の売上高を、〇九年七月期には二十億円に引き上げる計画だ。(井村知章)

熊本日日新聞社 2007年11月15日朝刊

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