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肝炎のインターフェロン治療、通院でもOK?
肝炎の治療にインターフェロンが使われますが、インターフェロンによる治療は、通院でもできますか?(男性)
いったん入院、その後は外来で可能
佐々木裕教授
熊本大大学院
医学薬学研究部
(消化器内科学)
通院でも可能です。一般的な治療としては、まず2〜3週間くらい入院していただき、投与を開始します。インターフェロンは、肝炎ウイルスを排除する薬で、さまざまな副作用があります。体がきつい、熱が出る、手足の節々が痛いといった自覚症状だけでなく、白血球や血小板など、血液の成分が下がる場合もあります。
このため、まず、患者さんの体重や年齢を基に設定した量から始めて、もし副作用が強く出てきたら、その時点で量を調整します。そのうえで、患者さんをお近くの先生(肝臓病に詳しい先生)にご紹介して、以後の注射をお願いします。その後は定期的に専門病院とお近くの先生とに通院いただきながら治療していくことになります。ですから、最初にチェックするための入院期間以外は、全部外来で治療を受けることができます。
最近は週1回の注射で済むインターフェロンが使われるようになりましたので、勤めている方も週末に1回注射を受けるだけでよく、何ら社会生活に支障がないんです。
最初の入院期間は、医療機関によって違いますが、やはり最低2週間強ぐらいが必要です。最初から外来で治療することも可能ではありますが、治療の初めはかなり多くの方が「体がだるい」「きつい」とおっしゃいます。精神的にも不安が募られるでしょうから、まずは入院していただいて、チェックをきっちりされて、それからかかりつけの医師のところで、行きやすい時間に治療を受けるということでいいと思います。
≪熊本大大学院医学薬学研究部・佐々木裕教授(消化器内科学)≫
※ 日本肝臓学会肝癌撲滅運動市民公開講座(7月2日、熊本市会場)の内容を再構成しました。
(くまにちコム「健康・医療」2006年8月6日付)
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