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潰瘍性大腸炎から腰痛に |
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6年前に潰瘍(かいよう)性大腸炎になり、1年足らずで治ったのですが、2年前から断続的な腰痛に悩まされています。整形外科でいったん仙腸関節炎と診断されましたが、リハビリ治療では治らず、「痛みは潰瘍性大腸炎の合併症」とも診断されました。別の病院の消化器科では「痛み止めを飲むしかない」と言われました。このままだと、歩けなくなるのではないかと不安です。(熊本市、会社員・男性、26歳)
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適度な運動で軽減も |
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腰痛をとても気になさっていますが、まず、潰瘍性大腸炎が、現在どの程度の状態なのか診断する必要がありますね。この病気は確かに消化器症状より、関節炎が強く現れる方がおられるようです。
潰瘍性大腸炎やクローン病に伴ってみられる仙腸関節炎をはじめとした脊椎(せきつい)関節炎は、最近まで国内ではまれな病気と考えられていました。
しかし、あるデータでは脊椎関節炎の合併が約20%という報告もあります。実際は軽度の症状を含めると、かなりの頻度で起きているといわれ、関連を見逃していることが多いようです。
この方は、消化器科と整形外科の複数の病院を受診されています。病院間の連携がスムーズでない可能性も考えられます。それが不安感を助長しているのかもしれません。
今後の対処法としては、「強直性脊椎炎」のような整形外科疾患との鑑別診断も必要です。潰瘍性大腸炎に伴う仙腸関節炎で始まる症状の場合、疼痛(とうつう)は安静にすると強くなり、適度な運動で軽減されるようです。
激しく痛む場合、消炎鎮痛剤を服用するなどして痛みを抑え、運動療法をうまく取り入れて病気の進行を抑えることが大切でしょう。
薬だけに頼ることは、不安感にもつながります。針治療なども効果的ではないかと思います。原疾患の潰瘍性大腸炎の治療は必要ないのかどうかも、整形外科と連携して見極める必要がありますね。
総合的に診ていただける病院に相談され、現在の症状を詳細に伝えることから始めてみてください。特に慢性疾患の場合、医師と患者の良好なコミュニケーションを図ることも大事な治療法の一つといえるでしょう。
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