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決定に幹部ら安ど 「体制整えた」運営に自信も 慈恵病院
 「申請から三カ月半…長かった」。熊本市が「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の設置を許可した五日、慈恵病院(同市島崎)の幹部らは、安どの表情を浮かべ、運営に自信をのぞかせた。

 同病院で会見した蓮田太二理事長は「赤ちゃんが預けられた場合には、すぐに助産師が対応できる体制も整えた。医療面での不安はない」と力を込めた。

 施設の運営では、すでにフリーダイヤルの相談窓口を設置。専門スタッフが二十四時間三交代で、望まない妊娠で悩む母親などからの相談に応じるという。

 蓮田理事長は「やっと申請が許可され、うれしく思う。救える命なら救いたいという思いで、精いっぱいの運営に努めたい」と表情を引き締めた。

 一方、この日、あらためて安倍晋三首相らが「ゆりかご」設置に不快感を示したことについて、同理事長は「本当に大変な状況で生まれる赤ちゃんがいる実情を知ってほしい。上に立つ人たちには、一人ひとりの命を大切にするという思いを強く持ってほしい」と語気を強めた。

 この日の会見は、市の許可を受け、同病院が急きょ設定。体調を崩し発熱していた田尻由貴子看護部長も顔を見せた。(飯村直亮)

 (熊本日日新聞2007年4月6日付朝刊)

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