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「ゆりかご」計画受け 妊娠・養育相談を拡充 県が専用ダイヤル
 県は二十九日、妊娠や出産、養育の悩みに応じるため、熊本市の県中央児童相談所に専用ダイヤルを新設。匿名による相談受け付けの周知を図るポスター、カードを作成した。

 同市の慈恵病院が「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」設置を計画しているのを受け、相談業務の周知徹底を図ることにした。ただ、「ゆりかご」が設置された場合も「十分な検証が必要。各相談窓口で『ゆりかご』を紹介することは難しい」(県子ども家庭福祉室)としている。

 県は従来から、女性相談センター(熊本市)と同児童相談所、八代児童相談所(八代市)で来所や電話での相談を匿名でも受け付けている。同センターの相談スタッフを務める助産師や看護師はすべて女性。両児童相談所は児童福祉司ら専門職が応じている。しかし、同センターの場合、妊娠に関する相談は二〇〇六年度(二月末現在)で六十六件。両児童相談所は合わせて十数件で「十代の妊娠中絶が年間六百五十五件(〇五年度)に上る県内の現状に比べ、相談件数が少ない」(同)のが実態。

 各連絡先を記入したポスターは二千部、カードは二十万枚を作成。薬局や医療機関、ショッピングセンターなどに置く。(小多崇)

 各機関の電話番号、相談時間は次の通り。
▽県女性相談センター(電)096(381)4340=来所相談は午前九時〜午後五時、電話相談は午前九時〜午後十時でいずれも平日のみ
▽中央児童相談所(電)096(381)5010、八代児童相談所(電)0965(32)4426=来所・電話相談とも平日午前八時半〜午後五時半

 (熊本日日新聞2007年3月30日付朝刊)

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