3大生活習慣病やこころ、こどもの病気など、最新治療法や先端医療の現状をお伝えします。
ホーム
>
読むクスリ
>
こうのとりのゆりかご
>
・
肥後医育塾
・
笑顔ヘルCキャンペーン
・
メディカルネット
・
デリすぱホームドクターガイド
こうのとりのゆりかご 違法性個別に判断 柳沢厚労相
熊本市島崎の慈恵病院が計画する「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」設置問題で、柳沢伯夫厚労相は十二日の参院予算委で、親が赤ちゃんを置き去りにする行為が刑法や児童虐待防止法に違反するか否かは個別に判断することになるとの見解を示した。民主党の島田智哉子氏の質問に答えた。
柳沢氏は、同病院が「ゆりかご」設置を目指し、熊本市に医療法上の構造設備の変更を申請したことに関して、従来通り「許可しない合理的理由はない」と説明した。
その上で、柳沢氏は、同病院が子どもの生命、身体に危険が及ばないような措置をとるとしていることを挙げ、「ただちに関係法律に違反しているとは言い切れない」と指摘。しかし、親が子を置き去りにする行為まで容認したわけではなく、「すべてが違法ではないとまでは言えない。違法か否かの判断は、具体的な個別のケースごとに行われる」と強調した。
長勢甚遠法相は「(安全が確保されているということであれば)一般的に(親の)保護責任者遺棄罪の成立は認められにくい。ただ、実際の施設運用などを見極め、事実関係に基づき捜査機関が判断することになる」と述べた。
一方、熊本市が要請した法解釈に関する文書回答に対し、柳沢氏は「省として設置を一般的に認めたという誤解を与えるおそれがある」として否定的な考えをあらためて表明。島田氏は「(厚労省の説明は)分かりにくい。熊本市には文書で答えてほしい」と求めた。(亀井宏二)
(熊本日日新聞2007年3月13日付朝刊)
※ この記事へのご意見、ご感想をお寄せください。
あて先は
iryou@kumanichi.co.jp
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
(c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市世安町172