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| 相次ぐ賛成、慎重論も 熊本市議会 常任委で初の本格議論 |
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熊本市の慈恵病院が設置を申請している「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」について、熊本市議会の保健福祉委員会(鈴木弘委員長)で七日、初めて本格的な議論が行われた。委員からは賛成する意見が相次ぐ一方で、「外国とは事情が違う。市民からの意見を募るなど、時間をかけて議論すべき」など慎重論も出た。
前日、市側から経緯報告を受けた委員会では、まず竹原孝昭氏(自民)が「首相までもが違和感を示している。悪い方に考えれば、育児放棄につながる」と懸念を示した。その上で「設置する、しないの議論だけでなく、さまざまな意見を聴取すべき」として、慎重に議論するよう求めた。
また田尻善裕氏(改革)は、全国的に波及する問題という視点から「命や子どもを産むということを根本から考えるきっかけになる。ホームページなどで情報を公開し、国民全体で議論すべき」と述べた。
一方、賛成の立場からは「二十四時間の相談窓口ができたと考えれば有効な手段」(東美千子氏=市民連合)「民間の善意を行政として応援してほしい」(益田牧子氏=共産)「生命の尊厳という観点から検討を」(磯道文徳氏=公明)などの意見が出た。
熊本市は、厚生労働省に法律上の問題点など六項目について、慈恵病院へも四項目について文書による回答を求めている。市は回答が出そろった時点で、最終判断するとしている。(田端美華)
(熊本日日新聞2007年3月8日付朝刊)
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