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賛成メールが増加 慈恵病院
 熊本市島崎の慈恵病院(蓮田太二理事長)が熊本市に設置を申請した「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」について、厚生労働省が「設置自体は法的に問題ない」として事実上容認した二月二十二日以降、同病院への電子メールが急増している。賛成意見が多く、中には安倍晋三首相の「抵抗感じる」との発言に対し、批判の声も寄せられている。

 メールは二月二十二〜二十八日の一週間で六十二件。十一月九日に同病院の設置計画が報道された直後はメールが殺到していたが、その後減った。しかし、幸山政史市長が上京し、厚労省の容認姿勢が分かってから再び増えた。約四カ月間のメールは合計百七十二件。賛成八十五件、養子縁組に関する意見二十二件、反対四十一件、その他二十四件で、「最近は反対意見が少なくなっている」(同病院)という。

 主な賛成意見では「頑張ってほしい」「命を大事にするという取り組みで、ぜひ進めてほしい」などの激励が多かった。

 また、安倍首相が二月二十三日、「匿名で子どもを置いていけるものをつくるのがいいのか。大変抵抗を感じる」と強い反対姿勢を示したことに対し、「理解していないのではないか。憤りを感じる」と批判する意見や「首相が何と言おうと絶対設置してほしい」との意見が寄せられた。

 反対意見は「赤ちゃんポストという名前が嫌」「まずは母親の教育が必要ではないか」などだったという。(田端美華)

 (熊本日日新聞2007年3月2日付朝刊)

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