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熊日「読者と報道を考える委員会」 赤ちゃんポストなど論議
 熊本日日新聞社の報道のあり方を検証する第三者機関「読者と報道を考える委員会」第三期委員の第三回会合が二十三日、熊本市の熊日本社で開かれ、赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)や都市交通問題などの報道について意見を交わした。

報道のあり方について意見を交わした第3期熊日「読者と報道を考える委員会」の会場=23日午後、熊日本社
 熊本県立大学長の米澤和彦氏、医師でエッセイストの由富章子氏、元共同通信編集局長で白鴎大客員教授の新居誠氏の三委員が出席した。

 親が育てられない新生児を引き受けるため、熊本市の病院が設置を申請している赤ちゃんポストの問題で、米澤委員は「『ポスト』という言葉には、赤ちゃんを捨てるイメージがあり、誤解を招いている。申請名の『こうのとりのゆりかご』と呼んだ方がいいのではないか」と指摘。由富委員は「母親だけではなく、男性の責任についても、もっと論議があるべきではないか」と注文した。

 年間企画「交通考―くまもと都市づくり」について、新居委員は「他都市の状況も紹介され、熊本の交通体系がどうあるべきかを考える参考になった」と評価した上で、「議論から実行へ移す時期が来ている。都市交通に限定して熊本市長へインタビューしたり、シンポジウムを開いてみてはどうか」と提案した。

 昨年十二月にドーハで開かれ記者二人を派遣したアジア大会の報道に対し、米澤委員は「暗い出来事が多い中、県関係選手の頑張りを見ると、県民の元気が出る。これからも充実させてほしい」と述べた。(久間孝志)=三月上旬に詳報

(熊本日日新聞2007年2月24日付朝刊)

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