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| 赤ちゃんポスト 熊本市許可へ最終調整 22日厚労省と協議 |
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熊本市島崎の慈恵病院が同市に届け出た「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」の設置申請について、幸山政史市長は二十一日、許可に向けて最終調整に入ったことを明らかにした。二十二日に厚生労働省と協議、国の回答を踏まえて最終判断する。
幸山市長は二十一日、「赤ちゃんポストの設置によって命が救われる可能性があり、必要性を感じている。不許可にする積極的な理由は見つかっておらず、残された課題について国に確認し、最終的に判断する」と述べた。
幸山市長は二十二日に上京。厚労省に対し、(1)児童虐待防止法の児童虐待(2)母子保健法の妊娠の届け出義務(3)民法の親族の扶養義務(4)刑法の保護責任者遺棄罪(5)児童の権利に関する条約など市が整理した課題について見解を求める。
赤ちゃんポストは、親が養育できない新生児を預かる設備。同病院は昨年十二月、医療法に基づき同ポスト設置に伴う病院施設の変更申請書を提出した。同ポストが現行法に想定されていないことから、市は庁内の連絡会議を設置し、県と協議するなどして慎重に検討してきた。
市幹部は「明らかに法に抵触する理由は見当たらないのが現状だが、判断が難しい課題について国の意見を聞きたい」としている。
一方、市に対して早期の判断を求めていた同病院の蓮田太二理事長は「熊本市が許可の方向で動いているのなら非常にうれしい。設置後は、市と十分協議しながら運営したい」と話している。 (中山智雄、田川里美)
(熊本日日新聞2007年2月22日付朝刊) |
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