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赤ちゃんポスト「総合的に判断したい」 熊本市が厚労省に相談
 熊本市島崎の慈恵病院から提出された「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)の設置に伴う施設変更許可申請書について同市は19日、厚生労働省との相談内容を明らかにした。許可に関する明確な助言はなく、「引き続き国に相談しながら総合的に判断したい」と説明した。

厚労省との相談内容を説明する末廣正男・熊本市健康福祉局総括審議員(左)ら=熊本市役所
  厚労省には18日、健康福祉局の末廣正男総括審議員と保健所の大塚博史所長が訪問。医政局と雇用均等・児童家庭局に、同病院の申請内容と設置後の運用について説明し、今後の対応を相談したという。

 これに対し、医政局は「医療法では病院施設構造の変更を安全、衛生面から審査するものであって、目的によって許可、不許可の判断は変わらない」と説明。雇用均等・児童家庭局は「ゆりかごの設置で子どもの遺棄が助長されることがあってはならない。出産や育児に悩む保護者には児童相談所など既存の相談機関の利用を勧めてほしい」などとコメントしたという。

 末廣総括審議員は「医政局は従来通りの行政法に照らした判断だったが、雇用均等・児童家庭局には一緒に検討していただけそうだ」と感想を述べた。結論を出す時期については「見通しがたたない」と話した。(田川里美)

  (熊本日日新聞2006年12月20日付朝刊)

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