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「ハーセプチン」がHER2過剰の乳がんの術後補助療法の効能・効果を取得
 厚労省は、HER2が過剰発現した乳がんに対する抗がん剤「ハーセプチン注射剤」(一般名トラスツズマブ)の術後補助学療法の効能・効果を承認した。

 ハーセプチンは、がんを誘発する特定の遺伝子で産生されるHER2と呼ばれるタンパク質をターゲットにして、その機能を断ち切るように開発されたヒト化モノクロナール抗体。スイス・ロシュグループの米ジェネンテック社が開発し、HER2が過剰に発現された転移性乳がんの標準治療薬になっている。

 今回の承認は、HER2の過剰発現が確認された乳がん患者約5、100人(39カ国、約480施設)を対象に実施された大規模国際臨床試験に基づく。日本からも7施設、138人の患者が参加した。

 この臨床試験では、ハーセプチンを1年間投与した群は、投与しなかった群に対し再発リスクが36%低下した。また死亡リスクも34%低下したという。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2008年3月13日付)
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