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GSKの子宮頸がん予防ワクチンが、5年以上の間、前がん病変を100%予防
 英グラクソ・スミスクライン社の子宮頸がん予防ワクチン「セルバリクス」が、ヒトパピローマウイルス(HPV)のタイプ16と18によって起こる前がん病変に対し5年半の間、100%の予防効果を発揮したという追跡試験の結果が、米国癌学会で発表された。

 現時点では子宮頸がん予防ワクチンの中で最も長く予防効果を持続した。

 追跡試験は、米国、カナダ、ブラジルの28施設で15歳から25歳の女性1、113人が参加した。セルバリクス群と偽薬群に無作為に割り付けて、0カ月目、1カ月目、6カ月目の3回接種した。追跡期間は67カ月。同じ被験者群の776人で評価項目(HPV16タイプ HPV18タイプ 他のタイプのHPVの感染予防、細胞診の異常、子宮頸部病変予防に対する効果、安全性、副作用)を調べた。

 子宮頸部細胞診を毎年実施し、プロトコール・ガイドラインに基づきコルポスコピー(腟鏡診)をして長期的な免疫原生及び安全性を評価した。

 試験結果によると、ワクチンを接種した女性のほぼ100%が、HPV16と18の タイプに対し強い免疫応答をし、5年半以上の間、持続することが判明した。5年半時点での抗体のレベルは、通常のHPV自然感染時の抗体レベルの11倍だった。

 セルバリクスは、同社が独自に開発したAS04と呼ばれる免疫増強剤(アジュバント)を使っている。日本では2006年4月に臨床試験を開始。米国、EU、オーストラリア、カナダなどでは製造販売を申請している。(南里秀之)

 (くまにちコム「健康・医療」2007年4月21日付)
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