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乳がん患者の再発率56%減 アロマターゼ阻害剤投与で
 閉経後乳がん患者に標準治療薬タモキシフェンを5年間投与した後、アロマターゼ阻害剤(商品名アロマシン)と偽薬を投与した群を比較した結果、アロマターゼ阻害剤投与群では乳がんの再発率が56%減少したことが、米サンアントニオ乳がん学会で発表された。

 タモキシフェン投与後の乳がん患者にアロマターゼ阻害剤を投与すると、再発率を低下させることが分かっているが、今回の試験もその治療法を推奨する根拠の一つになる。

 臨床試験の主任医師によると、平均30カ月間の追跡調査ではアロマターゼ阻害剤投与群は、偽薬投与群に比べ、無病生存率が32%改善されたという。

 英ロンドンのインペリアル・カレッジのチャールス・クームズ教授は「今回の試験結果は、タモキシフェンで2〜3年間治療した患者が、その後アロマターゼ阻害剤の治療を受けることが有益であることを証明し、アロマターゼ阻害剤が5年間のタモキシフェン治療後の延長術後補助療法としても有効なことを示している」としている。(南里秀之)

 (くまにちコム「健康・医療」2006年12月24日付)
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