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レトロゾール投与 高再発乳がん患者のリスク低下
 米アトランタで開かれていた第42回米国臨床腫瘍(しゅよう)学会で、カナダ国立がん研究所のグループが、乳がんの標準治療薬「タモキシフェン」による治療終了後、最長5年間無治療だった高再発リスクの乳がん患者に「フェマーラ」(一般名レトロゾール)を投与、再発リスクが69%、遠隔転移リスクが72%低下したと報告した。

 この試験は、5年間のタモキシフェンによる治療終了後、ホルモン受容体陽性またはホルモン受容体不明の閉経後早期乳がん患者に、レトロゾールか偽薬を投与し、レトロゾールが患者の無病生存を延長できるかを調べている。

 2003年の偽薬群との比較では、フェマーラ群は乳がん再発リスクが42%減るという中間結果が得られた。今回は、偽薬群2268人中1655人がフェマーラを選択、残る613人は治療を中断した。この2群を24カ月間追跡した結果、フェマーラ切り替え群の再発率は69%、遠隔転移リスクは72%、死亡リスクは47%少なかった。

 (熊本日日新聞2006年6月21日付「夕刊メディカル」)
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