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 黄色い羽根募金運動     きょうの発言 西村真理子さん(3)
 前回紹介した、九州で初めての心臓移植者である熊本県在住の方の支援を県腎移植者の会10周年記念講演会で呼びかけたところ、ありがたいことに7万円ほどが集まった。黄色い羽根募金と合わせて7万5000円をその方に寄付した。

 羽根をシンボルにした募金運動は、赤や緑の羽根がなじみ深いと思うが、ほかにもいろいろある。青は交通安全、五色の羽根はオリンピック誘致のキャンペーンだそうだ。

 移植医療を育てようとの趣旨の黄色い羽根は、石川県の腎臓病の患者さんが移植医療推進のために始められた。そもそもお金集めが一番の目的ではなく、移植医療を広く知ってもらうための一つのシンボルとして、平和的なイメージの黄色い羽根が選ばれた。

 熊本では県角膜・腎臓バンクを主体に昨年から取り組みを始め、総額約160万3000円の募金があった。初年度にしてはよく集まったと思う。その中から募金箱の製作費や送料などの経費を差し引いた39万円あまりの利益があった。益金は移植医療の啓発活動などに役立てられている。今年は、県腎移植者の会も主体的に運動に取り組まれる。活動がますます盛り上がっていくことだろう。

 この黄色い羽根募金運動は、9月から11月にかけて強化月間に入る。8月には医療機関や銀行の窓口に黄色い羽根と募金箱が設置される予定である。

 昨年は県医師会、県薬剤師会から多大な協力をいただいた。今年は県歯科医師会もご支援くださることになり、移植医療への理解が県民に広がっていくことを願っている。

 私自身を含め、いつ移植が必要な状態になるか分からない。この運動をきっかけに、一人でも多くの人に移植医療について真剣に考えてもらえれば、と思う。 (県臓器移植コーディネーター)

 (熊本日日新聞2005年7月20日付夕刊「きょうの発言」)
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