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 中国には「医食同源」という考えがあります。病気の予防や治療の基本は食事にあり、旬の食べ物が薬であるというのが本来の意味です。寒さもいよいよ本格的になり、体の冷えが気になる季節がやってきました。食材の特徴を生かした料理で、寒い冬を乗り切りましょう。
胃弱、冷え性におすすめ
 
サケのステーキ


(1人分 270kcal)
(塩分 1.3g)











 東洋医学では、食材を三つのグループに分けています。新陳代謝を盛んにし、体を温める「温熱性食品」、体を冷やし鎮静効果がある「寒涼性食品」。もう一つは、どちらにも偏らず穏やかな性質を持つ「平性食品」です。

 大まかには熱帯地方、または暑い季節の食物は身体を冷やし、寒い地域や寒い季節の食物は身体を温める性質があります。また、地面の下にできる根菜類は身体を温め、地面から上にできる葉物野菜や果物などは、身体を冷やす性質があるといわれています。

 ただし大事なのは調和です。この三つのグループの食品をバランスよく選び、冷えなど気になる症状を改善する食品を、やや多めに摂ることがポイントです。

 また寒涼性食品も、加熱することで体を冷やさない食品に変わります。煮る、いためる、焼くなど調理法を工夫して、季節や体調に合わせた献立にしましょう。

 今回ご紹介するサケは「体を温める食べ物」です。血行を促し、胃腸の働きを活発にするので、胃弱や冷え性の方におすすめの食材です。

 また、きれいなピンクの色素は抗酸化作用を持つアスタキサンチンという成分で、動脈硬化の予防にも効果的。この季節におすすめの体にも舌にもおいしい一品です。(日本赤十字社熊本健康管理センター)

 (熊本日日新聞2006年12月2日付夕刊)
○材料【4人分】
 サケ80g×4切れ
 塩小さじ 2/5
 コショウ少々
 小麦粉大さじ21/2
 サラダ油小さじ2
付け合わせ
 シメジ140g
 青ピーマン、赤ピーマン各60g
 バター小さじ2
 コショウ少々
マスタードソース
 マスタード小さじ11/2
 しょうゆ大さじ1強
 酒大さじ21/3

○作り方

(1)サケに塩コショウをふり、全体に小麦粉をつける。シメジは小房に分ける。ピーマンはへたと種を取って縦4つ切りにする。
(2)フライパンにバターを熱してシメジとピーマンをいため(写真上)コショウを振り取り出す。
(3)調味料を混ぜ、マスタードソースを作っておく。
(4)(2)のフライパンに油を加え(1)のサケを焼き、(3)のマスタードソースを上からかけ(写真下)、器にもりつける。

  ◇健康な体づくりに役立つ料理のレシピを、月1回紹介していきます。
 
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