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 健康志向の高まりで、高タンパクで低脂肪、鉄分や不飽和脂肪酸を豊富に含む馬肉の栄養価が見直されています。熊本と長野は習慣的に馬肉を食べるところとして知られますが、栄養価とともに、そのおいしさをもっと全国に広めていきたいものです。
貧血対策
 
うまじゃがコロッケ


(1人分 290kcal)
(塩分 1.0g)












まく
 馬肉は、脂肪が少なく低カロリー。100グラム当たり110キロカロリーと牛肉の半分ほどしかなく、カロリーが低い肉の代表、鶏のささ身と同じくらいです。

 質が良いタンパク質を多く含み、コレステロールを下げて動脈硬化を防ぐ、不飽和脂肪酸のリノール酸とリノレン酸が豊富な点も大きな特徴です。体重やコレステロールを気にして肉類を敬遠している方にもおすすめできる食材です。

 馬肉は、美しいピンク色をしていることから「桜肉」とも言われますが、この赤い色はミオグロビンという色素タンパク質。野菜や海草類に含まれる鉄分に比べて吸収率が五倍以上も高い鉄分を含んでいますので、貧血や冷え性対策に効果的です。空気に触れる時間が長くなると暗い赤色に変わりますので、肉の鮮度を見極める目安にもなります。

 馬肉のほのかな甘味の正体は、動物性のでんぷん多糖類の一種、グリコーゲン。スポーツの際には、効率が良いエネルギー源になります。

 さまざまな食材と相性が良い馬肉ですが、今回はジャガイモと組み合わせました。ジャガイモの主な成分はでんぷん。熱を加えても壊れにくいビタミンCを多く含むことも特徴です。あらかじめ中の具材に味をつけていますのでソースをかけなくてもおいしく食べられます。お弁当のおかずにも最適です。(日本赤十字社熊本健康管理センター、写真・下曽山弓子)

 (熊本日日新聞2006年11月4日付夕刊)
○材料【4人分】
 ジャガイモ 360g
 馬肉(ひき肉) 180g
 タマネギ 80g
 だし汁 200g
 小麦粉 大さじ1と1/2
 卵 1個
 パン粉大さじ 7
 油(揚げ油)、レタス 各適宜
 プチトマト 4個

 濃い口しょうゆ 大さじ1と1/2
 みりん、砂糖 各小さじ1と1/3
  酒 小さじ1弱

○作り方

(1)ジャガイモは、1〜2センチ角に切り、タマネギはみじん切りにする。
(2)鍋にだし汁とAの調味料を入れて煮立て、ひき肉(写真上)とジャガイモ、タマネギを加えて煮汁がなくなるまで煮る。
(3)煮えたらすりこ木でつぶして(写真下)8等分にし、小判型にまとめる。
(4)(3)に小麦粉、とき卵、パン粉の順につけて油で揚げる。
(5)皿に盛り、レタスとプチトマトを添える。

  ◇健康な体づくりに役立つ料理のレシピを、月1回紹介していきます。
 
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