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 寒に入るころから身が締まり、ぐっとおいしくなる冬の味覚「カキ」を使い、冷えた体が温まるクリームシチューを紹介します。
栄養価高い冬の味覚
 
カキのクリームシチュー










 カキは昔から栄養価の高い食材として知られ、「海のミルク」と言われています。牛乳と同様に、うま味やミネラルを豊富に含んだ食材です。

 うま味のもとになっているのは、タウリンやグリコーゲン、またアラニン、グリシンといったアミノ酸。タウリンは肝臓の働きを活発にし、コレステロールを排せつする胆汁酸の分泌を盛んにします。疲労回復にも効果があります。豊富に含まれる亜鉛は味覚を正常に保ち、銅や鉄は貧血予防に効果があります。

 また、カキは生食用と加熱用に分けて販売されていますが、生菌数の違いによるもので、鮮度の違いではありません。

 煮込み料理に欠かせないジャガイモは、ビタミンCが豊富。ビタミンCは、ウイルスに対する抵抗力を高めてくれますので、風邪の予防に最適な食材です。熱に弱く、水に溶けやすい性質を持ちますが、ジャガイモに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているため、熱に強いのが特徴です。彩りに加えたブロッコリーもビタミンCを豊富に含みます。

 カキのクリームシチューは、カキや牛乳のタンパク質とミネラル、そして野菜からの豊富なビタミンが取れて体も暖まる、寒い季節にぴったりのメニューです。カキの代わりに鶏肉や豚肉、ホタテやエビなどを使ってもおいしく仕上がります。お好みの食材でお試しください。(県栄養士会・高野優)

 (熊本日日新聞2008年1月5日付夕刊)
○材料 【4人分】

カキ300グラム、ジャガイモ2個、ニンジン1/2本、タマネギ1個、シメジ1/2房、ブロッコリー80グラム、小麦粉大さじ2、牛乳300CC、水200CC、コンソメ2個、塩、コショウ少々


○作り方

(1)ジャガイモ、ニンジンは乱切り、タマネギはくし形に切る。シメジは房をほぐしておく。
(2)ブロッコリーは食べやすい大きさに分けてゆでる。
(3)カキはさっと水洗いし、ざるにあげておく(写真上)。
(4)鍋に油をひき、(1)を入れてタマネギが透明になるまでいためたら火を止める。
(5)火を止めた鍋に小麦粉を振り入れて混ぜ合わせる(写真下)。
(6)小麦粉が全体になじんだら牛乳、水を入れて軽くかき混ぜ、コンソメを入れて火にかけ、とろみがつくまで混ぜる。
(7)とろみがついたらカキを入れ、再び煮立ったら弱火で煮る。塩、コショウで味を調え、(2)を入れる。

  ◇健康な体づくりに役立つ料理のレシピを、月1回紹介していきます。
 
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