3大生活習慣病やこころ、こどもの病気など、最新治療法や先端医療の現状をお伝えします。
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春は、お花見や歓送迎会などお酒を飲む機会が多い時期です。おいしくお酒を飲むためにも、肝臓をいたわりながら楽しみたいものです。
肝臓をいたわる
春の炊き込みご飯
旬
の食
材で
代謝 促進
肝臓は代謝、排せつ、解毒など多くの働きをする重要な臓器です。アルコールに対しては分解過程で生じるアセトアルデヒドを酸化させ、無害な酢酸に変えて体外に排出させる働きを持っています。しかし、アルコールを毎日大量に摂取するとアセトアルデヒドによって肝細胞が傷つき、肝臓病を招きやすくなります。肝臓が傷つくと肝臓に脂肪がたまり、肝臓の機能が低下するのです。
肝臓機能を高めたり、肝臓の働きを助ける栄養素として、アラニン、タウリン、セサミンなどがあげられます。アラニンやタウリンはアミノ酸の一種で、貝類や甲殻類に多く含まれます。アルコールや脂肪の代謝に必要な酵素や胆汁の原料になり、肝機能を保護するといわれています。
セサミンはゴマに含まれ、血中のエタノールやアセトアルデヒド濃度の上昇を抑制します。アルコール代謝を促進し肝臓の働きも助けます。
アサリは冬から春が旬で、タウリンやミネラル、ビタミン類に富むため、お酒をよく飲む方にはお薦めです。タウリンは水に溶け出しやすいので、煮汁やゆで汁も上手に活用しましょう。
今回のメニューには、タケノコを組み合わせることで食物繊維も加えています。食物繊維は便秘症状の改善のほか、大腸がんやコレステロールの吸収を防ぐ作用があります。
また三つ葉は、ビタミンC、カロチン、カルシウム、鉄分などを豊富に含みます。苦味成分には解毒作用があるため、二日酔いにも有効だと言われています。
アサリやタケノコなど旬の食材を利用して春を味わいながら、体もいたわりましょう。((社)熊本県栄養士会員・赤星亜朱香)
(熊本日日新聞2007年4月7日付夕刊)
○材料
【4人分】
アサリ(殻付き) 400グラム
酒 1/4カップ
水 1/4カップ
タケノコ(水煮) 1個、
米 3合
しょうゆ 大さじ2〜3杯、
三つ葉 適量
○作り方
(1)アサリは塩抜きをした後、貝をこすり合わせるようによく洗い、酒と水とともに鍋に入れて加熱する。アサリの口が開いたら火を止める。
(2)アサリの身を貝から外す。煮汁は水で湿らせたキッチンペーパなどを利用して一度こしておく。
(写真(1))
(3)米はよく洗い、ザルに揚げて水を切っておく。
(4)(2)の煮汁と水を合わせて21/2カップにし、しょうゆを加えて熱し、一口大に切ったタケノコを煮る。
(5)炊飯器に(3)の米と(2)のアサリの身、(4)を加えてざっと混ぜてから炊く。
(写真(2))
(6)三つ葉は、葉を茎から外す。茎は1センチ程度に切っておく。
(7)炊きあがったご飯に三つ葉の茎を混ぜ、葉を散らす。
◇健康な体づくりに役立つ料理のレシピを、月1回紹介していきます。
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