くまにち.コム  
3大生活習慣病やこころ、こどもの病気など、最新治療法や先端医療の現状をお伝えします。  
   
ホーム >  
読むクスリ
メール健康相談
休日在宅医 お役立ちリンク
お知らせ
フリーワード検索

     
肥後医育塾
笑顔ヘルCキャンペーン
メディカルネット
デリすぱホームドクターガイド



 不足しがちな野菜類がたっぷり入った鍋物。たくさんの具材を使った大鍋を家族で囲んでも、一人用の小鍋で手早く仕上げても、さまざまな味付けとバリエーションが楽しめます。薬膳の考え方を取り入れた手軽な鍋物を冬の定番メニューに加え、体のしんから温まりましょう。
体を温める
 
松の実入り肉団子鍋


(1人分 165kcal)
(塩分1.5g)











 寒い季節は、冷えを和らげて体を温め、体力がつく食材をたっぷりいただきたいものです。今回は、中国医学の理論に基づいた「薬膳」の鍋物をご紹介します。薬膳は、体調に合わせた効能の食材を使う健康管理のための料理法で、病気の予防や治療を目的としています。

 薬膳によく使われる松の実は中国で「長生果」と呼ばれ、優れた滋養強壮作用があります。体を温め、胃腸や肺など内臓の機能を調節して咳を鎮めます。香ばしくいってそのまま食べるほか、薬味や菓子の材料としても使われます。

 脂質を多く含み、オレイン酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸が多いのが特徴です。不飽和脂肪酸はコレステロールの上昇を抑える働きがあり、動脈硬化の予防に役立ちます。タンパク質やビタミンB群、ビタミンE、鉄分、マグネシウムなども豊富です。

 白キクラゲはカルシウムや鉄分、ビタミンD、食物繊維などを豊富に含み、咳やのどの痛みを抑え、美肌づくりにも役立つ食材として使われます。

 より代謝を促すため、ネギやショウガなど体を温める食材を組み合わせて鍋物にします。好みの野菜を加えてもいいでしょう。ポイントは、肉のうまみが溶け込んだだし汁。白キクラゲに味が絡んで、おいしくいただけます。ユズゴショウを加えると味に深みが出て、さっぱりした風味が楽しめます。 (日本赤十字社熊本健康管理センター)

 (熊本日日新聞2007年2月3日付夕刊)
○材料【4人分】
豚ひき肉       200g
シイタケ         40g
ニンジン         60g
白キクラゲ        8g
シュンギク        40g
水          640CC
Aネギ(みじん切り)   12g
 ショウガ(みじん切り)  8g
 松の実          12g
 卵            1/2個
 片栗粉      大さじ1弱
 濃い口しょうゆ  小さじ11/3
B鶏がらスープの素  4.8g
 塩          小さじ1/4
 薄口しょうゆ     小さじ2

○作り方

(1)ひき肉にA=写真上=を加えてよく練る。
(2)シイタケは軸を取り、食べやすく切る。ニンジンは食べやすい大きさに切り、下ゆでする。白キクラゲは水で戻しておく。シュンギクは食べやすい長さに切る。
(3)鍋に水とBを入れて煮立て、(1)を丸めて入れる=写真下=。アクを取り除き、シイタケ、ニンジン、白キクラゲを入れ、最後にシュンギクを入れる。

  ◇健康な体づくりに役立つ料理のレシピを、月1回紹介していきます。
 
※ この記事へのご意見、ご感想をお寄せください。あて先は iryou@kumanichi.co.jp

 
  無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市世安町172