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 飲み過ぎ、食べ過ぎによる体の不調が起こりやすい季節です。また、寒さが厳しくなると、体を動かすことがおっくうになりがちです。こんな時季は、体の中から温めてくれる根菜類をたっぷり盛り込んだ胃腸にやさしい食事を心掛けましょう。
胃腸の調子を整える
 
鶏肉と根菜のくず煮


(1人分 70kcal)
(塩分 1.0g)










 冬野菜の代表ともいえるダイコンは、ビタミンCを多く含みます。ジアスターゼなどの消化酵素を含み、生で食べると消化を助け、胃のもたれや胸やけなどの症状を和らげます。加熱すると、胃腸を温めて消化吸収を促進します。

 ゴボウには、水溶性と不水溶性の二つのタイプの食物繊維が多く含まれます。水溶性の食物繊維には、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を排出し、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。不水溶性の食物繊維は、大腸で水分を吸収して便の量を増やし、腸壁を刺激して排便をスムーズにします。また腸内の善玉菌を増やし、有害な物質を吸着して、排せつする作用もあります。

 ニンジンは、胃腸の働きを高め、胃弱からくる下痢などの症状を改善します。カロテンやビタミンB群、カルシウム、カリウムなどのミネラル成分もバランスよく含みますので、二日酔いなどで体内のミネラルバランスが崩れたときは、積極的にとることをおすすめします。

 今回は、体を温める作用のある、根菜類とくず粉を使った煮物をご紹介します。根菜類は皮に近い部分に多くの栄養成分を含みますので、新鮮な野菜を皮ごと使用するのもよいでしょう。寒い冬におすすめの一品です。 (日本赤十字社熊本健康管理センター)

 (熊本日日新聞2007年1月6日付夕刊)
○材料【4人分】
鶏もも肉(皮なし)  80g
ダイコン      120g
ニンジン       80g
ゴボウ        60g
シイタケ       40g
絹さや        8g
だし汁       160g
酒       小さじ2強
みりん     小さじ31/3
薄口しょうゆ  大さじ11/3
くず粉     大さじ1弱
水          適宜

○作り方

(1)鶏肉は2センチ角に、ダイコン、ニンジン、ゴボウはそれぞれ2センチ程度の乱切りにする(写真上)
(2)シイタケは軸を除き、食べやすく切る。
(3)絹さやは筋を取ってゆで、斜め半分に切る。
(4)鍋にだし汁と(1)(2)、酒を入れて火にかける。アクを取り除いてみりんを加え15分ほど煮てしょうゆを加える。水溶きしたくず粉(写真下)を加え、ひと煮立ちさせる。

  ◇健康な体づくりに役立つ料理のレシピを、月1回紹介していきます。
 
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