3大生活習慣病やこころ、こどもの病気など、最新治療法や先端医療の現状をお伝えします。
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心臓や脳などの血管が硬くなって弾力性を失う「動脈硬化」は、自覚症状がないまま病気が進行するため、サイレントキラーと呼ばれています。動脈硬化の原因は内臓脂肪の蓄積にあるという研究が多く発表されており、食生活を中心とする生活習慣が、血管の老化に大いに関係しているのです。
動脈硬化を防ぐ
キンメダイの煮付け たけのこ添え
(1人分220kcal)
(塩分1.7g)
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魚
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獣肉の脂肪や、乳製品などに多く含まれる飽和脂肪酸を多量に取り続けると、血管が硬くなります。一方、魚油には、高度不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれ、悪玉コレステロール(LDL―C)を減らし、善玉コレステロール(HDL―C)の増加を促します。血圧を安定させ中性脂肪を下げるなど、動脈硬化の予防効果が期待できます。
また、野菜や海草、きのこ類などの植物性食品に多く含まれる食物繊維は、コレステロールなどの血清脂質や血糖の調整に有効です。さらに、植物性食品に多く含まれるカリウムは、血液中の不要なナトリウム(塩分)を排出させて、血圧を下げてくれます。ビタミンCも取れるので血管を丈夫に保つことができます
今月は、DHAが豊富なキンメダイを使って、煮付けを作ってみましょう。魚の煮付けは、しょうゆ、砂糖でしっかり味をつけ照りをだすことで魚の臭みが消え、おいしさが増しますが、塩分が多くなりがち。塩分の取りすぎは血圧を上げ、動脈硬化を進行させてしまうことにもなりかねません。減塩にも気を配ってください。今回、食物繊維がたっぷりのたけのこを付け合わせたように、植物性食品を一緒にたくさん取ることを心掛け、酢の物、サラダなどを組み合わせると良いでしょう。(日本赤十字社熊本健康管理センター、写真・下曽山弓子)
(熊本日日新聞2006年4月1日付夕刊)
○材料
【4人分】
キンメダイ 80g×4切れ
ゆでたけのこ 100g
絹サヤ 小8枚
煮汁
水 80CC
酒 80CC
みりん 大さじ4と1/5
砂糖 大さじ1
濃口しょうゆ 大さじ2と2/3
○作り方
(1) ゆでたけのこは縦に食べやすく切る。
(2) 絹サヤは筋を除いて、さっとゆでる。
(3) 鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、煮立ったらキンメダイの皮を上にして重ならないように並べる
(写真上)
。
(4) 再び煮立ったら魚の表面に煮汁を2〜3回すくいかけ、落としぶたをして、時々煮汁をかけながら6〜7分煮る
(写真下)
。(1)を加えてさっと煮る。
(5) 器に(4)と絹サヤを盛り、煮汁をかける。
◇健康な体づくりに役立つ料理のレシピを、月1回紹介していきます。
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