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過活動膀胱の治療薬「デトルシトール」を承認
 厚生労働省は、ファイザー社(東京都渋谷区)が申請していた過活動膀胱(ぼうこう)治療薬「デトルシトール」(一般名酒石酸トルテロジン)の製造販売を承認した。発売は6月中の見込み。

「デトルシトール」は、米ファイザー社が開発した膀胱平滑筋に選択性の高い抗コリン薬。国内初の過活動膀胱薬として認められた。過活動膀胱の特徴である尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁を改善する。投与は1日1回。

 過活動膀胱は、2002年の国際禁制学会で提唱された病気の概念。日本の過活動膀胱診療ガイドラインでは「尿意切迫感を有し、通常は頻尿および夜間頻尿を伴い、切迫性尿失禁を伴うこともあれば、伴わないこともある状態」と定義されている。男女とも高齢化に伴い有病率が上がり、国内では40歳以上人口の12.4%、約810万人が悩んでいると推定される。ただ患者の大半は「年のせい」「病気ではない」といった理由から受診せず、受診率は2割程度と推定されている。

 (くまにちコム「健康・医療」2006年4月30日付)
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