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大切にしたい「信頼関係」  保険対象外も 事前準備しっかり
 セカンドオピニオンを受けたいと思ったとき、どのような点に気をつけたらいいのだろうか。

  まず、大切にしたいのが主治医との関係だ。別の病院でセカンドオピニオンを受けた後も、元の主治医の治療を受け続ける人は多い。「もし、セカンドオピニオンを受けたことで、患者と主治医の信頼関係が悪くなれば、結果的に患者が受けられる治療の幅が狭くなってしまう。それはあってはならないこと」と、熊本大の佐々木治一郎医師は指摘する。

 社会的な認知度が高まり、患者がセカンドオピニオンを受けることを歓迎する医師は増えている。主治医には「セカンドオピニオンを受けたい」ときちんと伝えたい。診療情報提供書(紹介状)や、エックス線写真など検査資料の作成も依頼しなければならない。

 次は、自分の病気に詳しい医師や病院探しだ。主治医に相談するのもいい。また、県内にもセカンドオピニオン外来を設る病院が増えてきた。それらの担当窓口は電話相談も受け付けている。今は熊本市内に集中しているが、四月中には山鹿市立病院と八代総合病院が専門外来を開設予定。荒尾市民病院も本年度内開設を検討中だ。

 セカンドオピニオン外来は、健康保険の対象外としている病院が多く、相談時間も限られている。いいセカンドオピニオンを受けるには、患者側の工夫も必要だ。事前に提出する申込書には、病名や病状、医師に聞きたいことなどを具体的に書く。検査データなどは忘れない。相談が始まってから書類を書き始めると、時間がもったいない。

 熊本医療センターの池井聰副院長は「医師に質問や話したいことを、事前にメモ書きしていると、より内容の深い相談を受けられる」とアドバイスする。

 病院によっては相談できる診療科や病気が異なってくる。いずれも事前の準備が大切だ。(高本文明、梅野智博)



  (熊本日日新聞2007年4月7日朝刊掲載)
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