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医療通訳の意義知って 熊本市でセミナー
 来日中の外国人が医療機関で治療を受ける際の通訳ボランティアについて紹介する医療通訳セミナーが17日、熊本市花畑町の市国際交流会館であり、寸劇などで医療通訳の必要性を訴えた。

 外国人旅行者や定住者が増加する中、外国人が安心して医療を受けられるシステムづくりのため、熊本同時通訳者協会(最相博子代表)が初めて開催。県内の医療機関などから約二十人が参加した。医療通訳システムは神奈川や京都などで既に運営されており、医療通訳ボランティアの派遣に取り組む「MICかながわ」のメンバーが講師を務めた。

 「MICかながわ」の西村明夫プログラム・アドバイザーが、言葉の壁が受診を遅らせたり、誤診を招いたりして深刻な事態が起こりうるとして、医療通訳の意義と現状を説明。日本語を話せない外国人が医療機関にかかった際のトラブルなどを寸劇で紹介した。

 最相代表は「県内の外国人は増加傾向にあり、医療通訳システムは必要。今後、通訳ボランティアを養成し、組織化したい」と話した。(福井一基)

 (熊本日日新聞2006年11月19日付朝刊)
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