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「病院が6時間放置」 暴行死の阿蘇市男性の両親、市提訴
 今年五月、腹部をけられ、搬送先の阿蘇中央病院で死亡した阿蘇市赤水、商業藤田勇次さん=当時(45)=の両親が、加害者で近くの商業竹原秀俊被告(60)=傷害致死罪で公判中=と、病院を経営する阿蘇市に総額五千万円の損害賠償を求めて提訴。第一回口頭弁論が五日、熊本地裁阿蘇支部であった。

  訴状によると、藤田さんは五月十二日、竹原被告宅で飲酒中、腹部をけられて同病院に搬送された。担当医師は点滴、酸素を投与するなどしただけで約六時間放置。藤田さんは腹部打撲による腸管膜挫滅などで失血死した。医師には腹部を何度も診察し、緊急開腹手術をするなどの義務があるのに怠った過失がある、としている。

  被告側の阿蘇市は、答弁書で(1)担当医師は腹部を触診したが打撲痕などは認められなかった(2)腹部をけられていた事実は司法解剖後に知ったなどと主張。請求棄却を求めている。

  次回は十月十七日。

  (熊本日日新聞2006年9月6日付朝刊)
 

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