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飲む発毛薬は日本人にも有効
 万有製薬(東京都中央区)は、日本人を対象にした男性型脱毛治療薬「プロペシア」(一般名フィナステリド)を3年間長期投与した臨床試験の結果をまとめた。頭頂部を写した写真評価によると、男性型脱毛症(AGA)が改善したのは78%、進行が認められなかった(不変)を含めると98%に上り、日本人にもプロペシアの長期服用が有効なことが証明された。

 海外では既に5年間の長期服用による有効性が証明されているが、日本では1年間服用の有効性が証明されるにとどまっていた。

 試験は、20歳〜50歳の軽度から中程度のAGA患者414人を対象に、最初の1年間は偽薬との二重盲検試験を実施。終了後、プロペシアのみを2年間服用し続ける長期投与試験を試みた。

 主な評価項目は頭頂部の写真評価。皮膚科の専門医が服用前と服用後の写真変化を7ランク(著名改善、中等度改善、軽度改善、不変、軽度進行、中等度進行、著明進行)で評価した。

 その結果、軽度改善以上と評価されたのは、1年間の二重盲検試験では患者132人のうち58%、2年目は患者115人のうち68%、3年目は患者99人のうち78%で、服用期間に比例して改善効果が現れた。一方、二重盲検試験中に5・0%〜1・5%に性機能などに関する副作用がみられたが、2年目以降は1・6%に減った。

 プロペシアは2005年12月、国内初の医師が処方する経口発毛薬として発売された。(南里秀之)

 (くまにちコム「健康・医療」2006年6月9日付)

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