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厚労省、効果持続時間の長いED治療薬の発売を承認、9月発売へ
 厚生労働省は、日本イーライリリー社(神戸市)の勃起不全(ED)治療薬「シアリス」(一般名タダラフィル)の製造販売を承認した。「バイアグラ」、「レビドラ」に次ぐ国内3番目のED治療薬の販売承認だが、効果持続時間は36時間で最長という。9月中に発売される見通し。

 勃起(ぼっき)は、性的刺激によって陰茎の平滑筋が緩み海綿体内に血流が流入し引き起こされる。この勃起を妨げるのがPDE5と呼ばれる酵素で、バイアグラやレビドラ、シアリスはこの酵素の働きを阻害し、勃起を維持させる。

 ただ従来のED治療薬は、効果持続時間が短かったり、食事の影響を受けやすかったりするため、服用するタイミングや効果持続時間を心配しながら、使う人が少なくなかった。

 シアリスは、服用後36時間にわたり性的刺激に応じてのみ勃起機能を改善するため、食事の影響は受けない。服用のタイミングや性行為を薬効のなくなる前に終わらないといけないといった心配を軽くでき、より自然体での性行為が可能という。副作用は、頭痛、ほてり、消化不良などが報告されている。

 国内のED患者は1、130万人以上と推測されている。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年8月5日付)

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