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国内初の高用量ED治療薬「レビドラ」の販売を承認
 厚生労働省は24日、バイエル薬品(大阪市)が申請していた勃起(ぼっき)不全(ED)治療薬「レビドラ20r」(一般名塩酸バルデナフィル水和物)の輸入販売を承認した。海外の経口ED治療薬は有効成分20r以上の高用量剤が主流だが、国内で承認された高用量剤は初めて。

 勃起の発現、維持には「サイクリックGMP」と呼ばれる生体内伝達物質が必要だが、陰茎組織から分泌される「ホスホジエステラーゼタイプ5」(PDE5)と呼ばれる酵素は、サイクリックGMPを分解してしまう。レビドラは、このPDE5の働きを阻害することでサイクリックGMPの分解を抑制、勃起を延長させる。

 国内では、これまで5r剤と10r剤が承認、販売されていたが、生活習慣病や脊髄(せきずい)損傷、骨盤内手術後の患者など勃起不全が重くなりやすい人は、十分な勃起効果が得られなかった。こうした日本人の難治性ED患者約800人を対象にした第V相臨床試験でレビドラ20rの有効性と安全性が確認されたという。

 レビドラは通常、1日1回、10rを性行為の約1時間前に服用する。20rは、10rでは効果が不十分で認容性が良好とされた器質性または混合型勃起不全患者。半面、65歳以上の高齢者や中程度の肝障害患者は5rから服用を始め、最高用量は10rとする。また心筋梗塞(こうそく)や狭心症の治療で硝酸剤を服用している患者は服用を禁じられている。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年5月27日付)

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