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医療、保健、福祉、県内連携へ学会設立 熊本市でシンポ
医療、保健、福祉が連携し、地域ケアの充実について意見が交わされた県医療・保健・福祉連携学会の会場=熊本市民会館
 県内の医療、保健、福祉のネットワークづくりを目指す県医療・保健・福祉連携学会(大会長、北野邦俊・県医師会長)が設立され、二日、第一回学会が熊本市桜町の熊本市民会館で関係者ら約千二百人が参加してあった。

 一九九一(平成三)年に発足した県医療・保健・福祉団体協議会(二十一団体)を中心に、より充実した地域ケアを目指そうと学会が設立された。

 事務局によると、医療、保健、福祉の各団体が参加した学会は全国的にも珍しく、「熊本から連携の在り方を全国に発信したい」(米満弘之・企画運営実行委員長)としている。

 慶應義塾大大学院経営管理研究科の田中滋教授の基調講演に続き、「医療・保健・福祉の連携の現状と課題」をテーマにシンポジウムを開いた。

 熊本市民病院(熊本市)の橋本洋一郎神経内科部長や山田和彦県老人保健施設協議会長ら四人が、それぞれの立場から取り組みを紹介。「急性期の病院の医師は、維持期や在宅での現状をよく知らない。まずは相互理解によって連携を深めるべきだ」「県など行政も積極的に参加して、県内どこででも同じ取り組みができるようにしたい」などの意見が出た。

 医療技術連携など五つのテーマで分科会も開催。「地域連携とまちづくり」と題した市民公開講座もあった。(田端美華)

(熊本日日新聞2008年3月3日付朝刊)
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