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熊本市民病院、08年1月1日付けで敷地内禁煙に
 熊本市立熊本市民病院が2008年1月1日付けで、病院敷地内を禁煙区域にする。同病院は05年1月、厚生労働省から熊本県初の「地域がん診療拠点病院」に指定してされているが、肺がん発症の危険因子(リスクファクター)とされる喫煙を病院敷地内で容認し続けていることに批判が強かった。

 熊本県の主要な病院では、熊本労災病院(八代市)などが既に病院敷地内禁煙に踏み切っている。

 日本では、公共の場所での受動喫煙防止を盛り込んだ03年5月の健康増進法の施行、04年6月にはWHO(世界保健機関)「たばこ規制枠組み条約(FCTC)」も発効され、禁煙対策が年々進んでいる。
厚労省は06年4月の診療報酬改定に合わせて、喫煙を「ニコチン依存症」という病気とみなし「ニコチン依存症管理料(禁煙治療)」を公的医療保険の適用対象にした。さらに6月には、一定条件を満たす喫煙者に対する禁煙補助治療薬「ニコチネル(通称ニコチンパッチ)」の処方も医療保険の適用対象にした。

 ところが、禁煙治療や禁煙補助剤が保険適用になるには、受診する医療機関が院内だけでなく病院敷地も禁煙にすることが条件になっている。熊本市民病院は、病院敷地の禁煙に踏み切った後、保険適用も生かした禁煙指導に力を入れるとみられる。(南里秀之)

(くまにちコム「健康・医療」2007年10月24日付)
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