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| 熊本大病院 NICU病床倍増へ |
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熊本市本荘の熊本大付属病院(倉津純一院長)は、早産などで出生時の体重が極めて軽い新生児を治療する新生児集中治療室(NICU)の病床数を、現在の三床から六床に倍増する。十月中旬に改修工事に入り、九州厚生局の検査終了後の十一月七日にも稼働させる。
県内では、NICU病床が不足し、妊婦の県外搬送が相次いでおり、同病院は「NICU増床で県外搬送を減らすことは大学病院の使命」としている。
同病院によると、周産母子センター内にあるNICUを二十四平方メートルから七十九平方メートルに拡張。NICU病床を三床増やすほか、回復期を担うGCU(後方病床)も現在の四床から六床に増やす。総投資額は約一億千八百万円。本年度予算の九千百万円のほか、来年度予算にも設備費二千七百万円を計上する。
同病院は昨年、出生時体重千五百グラム未満の新生児十三人、同千グラム未満の新生児三人を治療した。同病院小児科の三渕浩准教授は「増床後は、これまでの二倍近い新生児を受け入れることができるだろう。県内の新生児医療を担う専門医師、看護師の養成にも全力を傾けたい」と話している。
県内のNICU病床は同病院と熊本市民病院、福田病院の三施設(いずれも熊本市)に合計二十七床ある。しかし、早産件数などから試算された必要数三十八床よりも十一床少なく、二〇〇五年には二十七人の妊婦が県外の医療施設に搬送されている。(梅野智博)
(熊本日日新聞2007年10月5日付朝刊) |
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