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血友病インヒビター治療薬の投与日数制限を撤廃
 血友病インヒビター患者の治療薬「ファイバ」(乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体)の投与日数制限が、公的保険診療の留意事項から除外された。この結果、血友病インヒビター患者の手術や重症出血などでファイバの継続投与が可能になった。

 血友病患者のうち血液凝固第VIII因子または第IX因子のインヒビター(抗体)を保有する患者に対しては、ファィバを投与して血漿中の血液凝固活性を補い出血を抑制する。しかし投与は厚労省保険局長通知で原則、連続3日以内に制限されていた。この制限が3月31日付の通知で撤廃された。

 血友病インヒビターは 血友病患者に血液凝固剤の[因子または\因子を投与した際、[因子や\因子を異物とみなして抗体をつくり、[因子と\因子を攻撃してしまい、血液凝固が阻害される病態。

 血友病患者以外でも、自己の凝固因子に抗体が生じる後天性血友病がまれに発症する。

 血友病患者にインヒビターが現れた場合、出血を止める治療とインヒビターをなくす治療の双方が必要になる。(南里秀之)

(くまにち「健康・医療」2008年4月26日付)
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