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厚労省、パッチタイプのがん性疼痛治療薬を承認
 厚労省は、ヤンセンファーマ社(東京都千代田区)が申請していた、パッチタイプの持続性がん疼痛治療薬「デュロップMTパッチ」(一般名フェンタニル)の製造販売を承認した。

 デュロップMTパッチは、1日1回貼ると効果が3日間持続する「デュロテップ・パッチ」(リザーバー製剤)の改良剤。痛みを和らげるフェンタニルを粘着層に溶かせた薄い半透明フィルム状のマトリックス製剤と呼ばれる。フェンタニルが皮膚を通して少しずつ体内に浸透する。誤って薬剤を切っても薬液が流れ出る心配がない。

 リザーバー製剤は、モルヒネ製剤以外のオピオイド鎮痛剤からの切り替え使用ができないうえ、最小規格が2・5mgで用量調節が制限されるなどが難点だった。一方、マトリックス製剤は、モルヒネ製剤以外のオピオイド鎮痛剤から切り替え使用が可能になった。また最小用量2・1mg(リザーバー製剤2・5mgの半量に相当)の新規格を追加し、用量調節をしやすくした。有効成分フェンタニルの含有量の違いで5剤がある。

 世界では英、独など39カ国が、がん性疼痛を含む慢性疼痛治療薬として承認している。(南里秀之)


 (くまにちコム「健康・医療」2008年3月31日付)
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