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| レニン阻害降圧薬が心不全重症度指標を低下 |
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レニン・アンジオテンシン系と呼ばれる血圧上昇メカニズムのうち、最初のレニンの働きを妨げる降圧薬アリスキレンが、心不全の重症度を表すとされる脳性ナトリウムペプチド(BNP)濃度を有意に低下させることが、オーストリア・ウィーンで開かれていた欧州心臓学会で報告された。
心不全(うっ血性心不全)は、ゆっくり進行し血液を送る心臓のポンプ機能が弱まった時に発症する。高血圧患者によくみられ、5年以内に死亡する患者も少なくない。
BNPは心壁圧の上昇で心室から分泌される物質。血中のBNP濃度は心不全の症状悪化に伴い上昇、安定すると低下する。同じ降圧薬でもカルシウム拮抗(きっこう)薬や一部のβ遮断薬は心不全を悪化させる可能性があるため、標準的治療薬は主にACE阻害薬やアンジオテンシン受容体遮断薬を使う。
ACE阻害薬にアリスキレンを追加した12週間の臨床試験で、BNP濃度は標準的治療よりも約5倍低下した。
(熊本日日新聞2007年9月19日付夕刊メディカル)
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