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| 過去5年間で15%が医療機関以外から医薬品を入手 |
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過去5年間で国内の医療機関以外から医療用医薬品を入手した経験者が15%以上いることが、約1万人を対象にした「医療用医薬品の購入実態に関する調査」で明らかになった。最近、インターネットなどを使った医療用医薬品の入手は増加し続けているとみられているが、入手状況を探った調査はほとんどなかった。
調査は、ファイザー社(東京都渋谷区)がインターワイヤード社(東京都品川区)に委託。インターワイヤード社は、自社のインターネット調査に登録している20歳以上の男女9、806人(うち男4、795人)を対象に、07年3月23日から3日間調べた。
その結果、医療機関以外から医薬品を過去5年間に入手した経験者は15・4%、1、508人だった。性別、年齢を問わず幅広く分布し、うち3・3%、49人がここ1年以内に初めて入手していた。
医療機関を受診せずに医薬品を入手する理由(複数回答)は、「手軽に購入できる」75.0%と「製品が信用できる」61.6%が双璧(へき)。次いで「病院に行く時間がない」44.1%、「価格が安い」42.4%、「販売業者が信用できる」41.6%だった。
入手した医薬品の種類は、「解熱鎮痛剤」「抗生物質」「抗アレルギー薬」が多かった。ただ国内で既に承認されている医薬品や大衆薬の頭痛薬、感冒薬なども含まれていた。
副作用症状を経験した率が多かった薬剤は、「抗がん剤」38.1%、「抗うつ薬」27.1%、「勃起不全治療(ED)薬」17.5%が際だった。
また副作用があったにもかかわらず、医療機関を受診しなかったのは58.9%(241人中142人)と6割近くに上った。特に「抗がん剤」「抗うつ薬」「ED薬」は、副作用が出現しても、受診しない傾向が強かった。
医療機関以外から医薬品を入手すると、偽造医薬品を手にする危険性を認知していたのは全体の37.3%を占め、そのうち17.2%は偽造品の危険性を認知していても入手していると回答した。
半面、テレビや新聞、インターネットから情報を得て、過去1年間に偽造医薬品の危険性を感じ、15.2%が医療機関以外から医薬品を入手するのを思い止まっていた。(南里秀之)
(くまにちコム「健康・医療」2007年8月11日付)
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