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| 厚労省、日本初の飲む禁煙薬を承認 |
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厚生労働省は、ファイザー社(東京都渋谷区)が申請していた、国内初の飲む禁煙薬「チャンピックス錠」(一般名バレニクリン酒石酸)の製造販売を承認した。チャンピックスは、タバコの代わりに薬物でニコチンを補いながら禁煙する「ニコチン置換法」と呼ばれる治療法とは異なり、喫煙の本質であるニコチン依存に関連する脳内のニコチン受容体に作用して禁煙に導く。
禁煙を希望する日本人の喫煙者130人を対象にした臨床試験では、12週間にわたってチャンピックス1rを1日2回投与した群と偽薬群を比較したところ、主要評価項目の第9週〜12週の4週間持続禁煙率はチャンピックス群65.4%、偽薬群39.5%だった。
チャンピックスは、脳内のα4β2(アルファー4・ベータ2)受容体と拮抗(きっこう)的に働くことによって、ニコチンがα4β2ニコチン受容体に結合するのを阻害、喫煙による満足感を抑える。
世界では06年8月に米国で発売されたのを皮切りに、既に60カ国以上で承認されている。販売国ではチャンピックス服用との因果関係は明らかになっていないが、抑うつ状態や自殺願望などが米ファイザー社に報告され、同社は米食品医薬品局(FDA)と協議しながら添付文書を改訂、警告している。日本では06年6月に承認申請されていた。(南里秀之)
(くまにちコム「健康・医療」2008年1月29日)
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