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| 40歳以上の3人に1人超はCOPDを認知 |
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日本ベーリンガーインゲルハイム社(東京都中央区)とファイザー社(東京都渋谷区)は、全国の40歳以上の男女8、015人を対象に、“タバコ病”とも呼ばれる肺の生活習慣病COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する意識調査を実施した。
その結果、COPDの認知度は34.3%と、2006年9月の前回調査32.7%を上回り、3人に1人超が病名を知っていた。ちなみに06年2月の調査では28.7%。5.6ポイントも増えた。
調査は、インターネットを使い、今年2月から4月に試みた。COPDを判定する国際簡易問診票の(1)1日に何度も咳をする(2)1日に何度も黄色がかったり、粘ったりする痰(たん)が出る(3)同世代の人に比べて息切れしやすい(4)40歳以上(5)現在タバコを吸っている、または、以前吸っていた、という5項目に照らし合わせ、うち3項目以上に当てはまるとCOPDが疑われる。
今回調査した8、015人では、3項目以上に該当すると回答した人が2、143人(26.7%)おりCOPDが疑われた。
さらに調査では、このCOPDが疑われたグループと、それ以外のグループ(2、425人)に分けて、息切れなどの自覚症状やCOPDの認知率、COPD受診のきっかけを比較した。
まず認知率は、COPDが疑われるグループは39.6%と4割に近かった。そうでないグループは32.3%にとどまった。認知した手段は、双方ともテレビ番組、新聞記事インターネットが“ご三家”だった。
次ぎに息切れに関しては、COPDが疑われるグループは10年以上前から息切れを感じると回答した割合が15.7%あり、そうでないグループの割合10.3%を大きく上回った。COPDが疑われるグループで息切れを感じる人たちの56.1%は肺が原因、そうでないグループの息切れを感じる人たちの52.4%は心臓が原因、と考える人たちがトップだった。
COPDについて過去に医師に相談したと回答した45人に限って、そのきっかけを尋ねたところ、COPDが疑われる35人では67.6%が「息切れ、咳、痰など気になる症状があった」とした。一方、そうでないグループの10人では「人間ドック(健康診断)でCOPDと判明した」ことが50%を占めた。
COPDは徐々に進行する病気で、喫煙習慣が主因とされる。進行すると息切れから日常生活の質が低下し、さらに進むと酸素吸入や入院を強いられる。
国内では疫学調査から糖尿病患者数に匹敵する500万人以上がCOPDにかかっていると推計されている。ところが厚生労働省の2002年の統計では実際に治療しているのは約21万人にすぎない。(南里秀之)
(くまにちコム「健康・医療」2007年5月16日付)
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